寒い季節は、血小板の値が高くなり心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高くなる。

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近頃、寒くなってから、左肩が凝る、左奥歯が痛むといった症状の患者様が来院されております。左が痛む場合に気をつけなければならないこと!見落としてしまいがちな、前駆症状である放散痛=心筋梗塞。

ある冬に起きた、スタッフの父の脳梗塞。
普段の散歩の時に、足が重いと途中でいつものコースを断念。
その後、呂律が回らなくなり、姉さんも看護師の為、急変を察知して救外へ受診させてくれました。

スタッフもすぐに病院へかけつけました。そのまま、ICUへ入院。
診断は、脳幹梗塞。脳幹部には生命維持に必要な中枢であるため、予後不良の可能性があるとの説明。発語もできず、右半身麻痺の状態でベッドに臥床中の父。さっそく点滴による血栓融解治療を行う。

姉の早めの対応で点滴治療がとても早く治療を始めることができたため、驚異のスピードで全快し、今では、以前よりも健康に注意して、ますますパワーアップしています。
パワーアップしすぎて、なんならあたご整骨院南隣の建物の高ーい場所に屋外電波時計を取り付けてくれたりもします!!

病気になって初めて予防の大切さに気づかされます。

つい先日、朝日新聞デジタルさんの記事に、『冬は部屋の温度が低いと、身体の反応としてケガした時と同じように判断して出血を押さえようとする血小板の値が増加する』ことが国内外の研究で分かったそうです。


「暖房費を節約しようと寒くても我慢せず、温かくすれば、心筋梗塞や脳梗塞を防げる可能性がある」とのことです。

実際に役立つ血栓予防対策を
① 運動する
1日20分のウォーキングを行いましょう
② 1日3回のバランスの取れた食事を摂る
③ 血圧を管理する
135/85以下が理想です
④ たばこを吸わない
⑤ 起床時、飲酒の後、就寝前にコップ1杯の水を飲み脱水を予防する。
⑥ 室温を20℃に保つ等、身体を冷やさない。
院長のようにヒートテックを着用しましょう!

最後に皆様が元気に冬を越せますように!

あたご整骨院のホームページはこちら!

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この記事を書いた人
和田 響

18歳の時に医療関係の仕事を志す。仙台接骨医療専門学校を卒業し国家資格「柔道整復師」免許を取得。その後県内の接骨院、整形外科で5年間修業した後、27歳で独立。2008年3月3日、高知市の愛宕町商店街に「あたご整骨院」を開業。日々訪れる患者さんを健康に導くため日々奮闘している。

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