柔らかい体のカギ

体がやわらかい、硬い。関節がそのカギを握る。

 

関節は骨と骨をつなぐ連結器の役目をしています。関節がよく開き、よく曲がる人は体がやわらかいと言えます。

体がやわらかいですね、というのは最高の褒め言葉です。体がやわらかい人は体力がある人、若い体の持ち主、病気になりにくい人だからです。

 

体がやわらかいのは筋肉がやわらかいことだと思っている人が多いが、身体の柔らかさを握るのは筋肉ではなく、関節です。

 

私たちが体を動かす時に働くのは、体の中の骨、関節、筋肉、腱(けん)、靭帯(じんたい)などです。

 

骨は体の形である骨格を作るとともに、骨が動くことで手足をはじめ体を動かすことができます。

 

関節の役目

関節は骨と骨とをつなぐ役目をしています。

 

筋肉は骨格を作る骨組みをしっかり支えるとともに、筋肉が伸び縮みすることで、骨が動きます。筋肉と骨を繋ぐ役目が腱(けん)です。

 

靭帯は関節でズレやねじれが起きないように骨と骨のつなぎを補強するワイヤー役にあたります。

 

骨と骨が関節の部分でよく開き、よく曲がることができれば、体をよく開き、よく曲げることができます。

 

関節を目いっぱいまで開き、曲げることができる範囲を関節の可動域(かどういき)といいますが、体がやわらかい人は関節の可動域が大きい人というわけです。

 

筋肉の力を強くする運動を行うと、筋肉とともに骨、関節、腱、靭帯も強くなり、関節を動かせる可動域も大きくなって、体がやわらかい人になります。

 

痛いから動かない?動かないから痛い?

ここで「痛み」というものについて考えてみます。

 

一般的に、首が痛いと首が動かせなくなります。腰が痛いと体を曲げられなくなります。膝が痛いとしゃがめなくなります。

 

体のどの部位でも当てはまりますが、痛みが出ると関節が動きにくくなるのです。

 

では、なぜ?人は痛みが出てくるのでしょう?

 

痛みは分類すると「急性の痛み」「慢性の痛み」とがあります。

 

①急性の痛み

急性の痛みとはいわゆる捻挫や打撲、スポーツによるケガなどが主な原因となります。

 

急激な外力が関節の可動域を超えて加わってくるのでケガをします。

 

そうなるとそこには靭帯や筋肉の損傷が起き、場合によっては炎症を起こしますので「痛いから動かせない」状態となります。

 

②慢性の痛み

反対に、慢性の痛みはどうでしょうか?

 

何か特別な外力が加わったわけでも、急に痛みが発現したわけでもありません。

 

なんとなく、じわじわと痛くなった・・もしくは痛かったり治ったりを繰り返しながら、やがて痛みが出る時間がどんどん長時間になってきたりすると思います。

 

日常生活でもスポーツをする場合でも起こってきます。

 

これは・・本来動くはずの関節が動かなくなってきたから痛い・・という事です。

 

人の宿命である「加齢」によるもの+運動不足が原因となり得ます。

 

運動不足が原因で関節の可動域が減少し、動かなくなり、痛くなるのです。

 

・・と、いうことは動きが悪くなった関節を動くように元に戻していけば痛みはどんどん改善されてくるのです。

 

参考資料:
「筋トレ以前のからだの常識」 平石貴久

 

まとめ

あたご整骨院では動きにくくなった関節を動くようにすることで痛みを改善していきます。

 

その方法は揉みほぐすのではなく、あなたの身体に問いかけながらしっかりとバランスをとって可動域を広げていきます。

 

決して無理な矯正方法ではなく、ボキボキ骨を鳴らすようなことはございません。

 

一度、当院の施術をお試しください。

 

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